未決2309:財務デューデリジェンス・事業デューデリジェンス

対象法人の価値やリスクを報告書にまとめるコンサルティング

病院・介護福祉のM&Aは多くの関係者の合意を必要とすると同時に、関連法規に配慮しつつ行政対応など特殊なプロセスもクリアしなければなりません。私たちは、全国の病院・介護福祉のM&Aで実績を有すると同時に、その後のPMI(経営、人事、システムの統合、組織再編)をご支援してまいります。

「財務デューデリジェンス・事業デューデリジェンス」についてのお悩み・ご相談事

  • 新規事業を短期間で複数展開したことにより、一時的に資金繰りに窮している。金融機関との調整をする際に第三者の目線が入った報告書が求められている。
  • 既存事業は赤字であるが、既存事業の成長可能性を法人外関係者に認識してもらいたい。
  • 法人の買収を検討しているが、売り手の価値を正しく判断したい。
  • 法人の売却を検討しているが、自法人の価値を客観的に証明したい。 。

サービス概要

  • ▼要見直し・・・M&Aや借入金の返済計画見直しといった、大きな意思決定を伴う際には、関係者(分析対象法人以外の方。exM&Aの買い手・金融機関等)が法人の価値を正しく判断することが重要になります。
  • ▼要見直し・・・分析対象の法人が独自に価値やリスクをまとめる報告書では根拠や客観的な視点が不足しているとみられることがあります。
  • ▼要見直し・・・他の法人の取組みや、一般的な指標、成功事例等を元に対象法人の現状を客観的に分析します。
  • ▼要見直し・・・デューデリジェンスの報告書をベースとすることにより、関係者間で共通の認識をもって話し合いを進めることが可能になります。

内容・スケジュール

外部環境分析 政策との適合性、診療圏の需給状況等をもとにポジショニングの確認
財務調査 主に決算書を基にした、経営分析。事業別損益を基にした各事業の強みと課題の調査
事業調査 業績統計資料(稼働率・介護度・職員数・給与等)を基に、強みと課題の調査
現場ヒアリング 上記分析から想定される強みと課題を受けて、ヒアリングにより仮説の検証と組織の風土の把握

一般的な人員体制例

お客様のメンバー 院長、経営幹部
弊社のメンバーコンサルタント1~2名

サービスの提供事例

デューデリジェンス ( 一般企業 )

抱えていた課題・事業を複数展開した結果、各事業の管理が追いつかず、赤字の事業が増えてきた ・介護保険以外の事業(フィットネス等)の事業の集客に苦戦していた ・各事業の管理者が自事業所を黒字にする計画を持ち合わせていなかった ・上記より、資金繰りに窮していた
弊社が行った改善策・財務調査と事業調査により、各事業の強みと課題を整理 ・グループ全体で利用者の流れを整理 ・赤字事業については、黒字化するために必要な施策(管理者の変更・職員配置の見直し・広報活動)の確認 ・赤字事業について損益分岐点より、廃止の可能性について検証
解決ポイント・経営者や管理者と打合せの際には、数字だけで伝えるのではなく、各介護事業の特性を理解したコンサルタントが具体的な事例を基に伝えます。 ・赤字の事業であっても経営者には事業を始めた強い想いがあることから、一方的な解決策の提示ではなく、データを基に経営者が納得する施策や取組みのタイミングを共に考え判断いただく
改善・ご支援結果・法人と金融機関が共通の認識を持ち、今後の返済計画を見直すこととなった。

※実例をもとにしていますが、内容が特定されないように適宜変更してご紹介しています。

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