業務改善・効率化(リーンコンサルティング)

業務改善・効率化により、 病院・病棟の「生産性」「働き方」「組織」を変える

人材不足、働き方改革、生産性の向上が求められる中、業務改善・効率化は必須の時代となりました。弊社の業務改善・効率化コンサルティングでは、リーン手法を用い、顧客や職員の視点からプロセスの中の「やりにくさ」を取り除き、現場とマネジメント層の「働き方を変えて」いきます。「変われない組織」から「変われる組織」づくりをサポートをします。

リーンコンサルティングについての情報交換

医療職(医師含む)の業務に踏み込んだ改善活動を行います。

  1. 看護職員の人材不足が加速しているため、業務効率化を図り、時間外を削減したい。
  2. 管理職の問題解決スキルが低いため、すべて経営者が問題に対応している。
  3. 医事課の算定漏れが多く、収益改善の提案もない。
  4. 宿日直取得に向けて動くも、医師が協力してくれない。
  5. 主治医制からチーム制に移行したいが医師からの反発が大きい。
  6. タスクシフト/シェアに取り組むか、シフト/シェア先の合意が取れない。
  7. 外来看護体制の業務が整理されておらず、待ち時間が長い。

職員を増やすよりも、
今いる職員で最大のパフォーマンスを目指し、
生産性を向上させる。

そのためには「改善文化の創造」と
それを「管理するマネジメントの仕組み」が不可欠です。

日本経営の「業務改善・効率化(リーンコンサルティング)」の特徴

マネジメントの仕組みの再構築(リーンマネジメント)

変わり続けることのできる組織とは何か?それは、属人的なマネジメントではなく組織の「仕組み」として構造化されたマネジメントとそれを支える組織文化醸成が不可欠です。
リーンマネジメントでは、改善活動を通じて、トップダウン(方針の展開・文化醸成)とボトムアップ(現場改善・日常管理・人材育成)の双方の視点から、マネジメント制度を再構築します。

プロセス改善による生産性向上(リーンオペレーション)

現場に潜む7つの無駄を発見し、働く人を「やりにくさ」から解放し、より良いサービスをより早く、より正確に提供できる現場とやりがいを目指します。

7つの無駄

  • 作りすぎのムダ ー 3ヶ月先の予約患者、同じ情報を複数のノートに転記など
  • 待ちのムダ ー 患者が待合室で待つ、退院オーダーを待つ、検査の結果を待つなど
  • 運搬のムダ ー 他科への移動、検査への移動など 
  • 加工のムダ ー 患者が同じ事を何度も聞かれるなど
  • 在庫のムダ ー 山つみ備品、棚卸の時間、必要以上の手術器具など
  • 動作のムダ ー 実務以外の動き、物を取りに行くなど、医師が患者を運送など 
  • 不良のムダ ー 間違った情報、患者に送られるはずのものが出来ていないなど

リーンリーダーシップ開発

マネジメントとオペレーションを機能させるためには、問題解決型の役職者トレーニングが欠かせません。リーンリーダーシップ開発では、実際に現場で発生している問題をトレーニング題材とし、改善活動(アウトプット)と知識習得(インプット)を同時並行で学びます。
実際の問題を題材とすることで、「問題の見つけ方、改善メンバーの選び方、方針管理・日常管理手法」など、改善活動に必須なスキルが習得でき、現場の問題に活用していただくことができます。

医療職の業務改善コンサルティング

医療職の業務改善コンサルティングのサービスについて、約5分でプレゼン

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業務改善・効率化(リーンコンサルティング)プロセス

STEP

現状分析

内部資源分析、業務分析、ヒアリングなどを通して、各組織の特性を考慮した「問題解決・課題達成」のための計画策定

※医師の働き方改革については、医師の説明会、計画策定に伴う委員会の運営支援、内部での調整、合意形成などのご支援を行います。

STEP

現場改善実行・ICT導入

現場レベルの課題、問題に対して、現場を巻き込み「WIN-WIN-WIN」の改善活動の推進

  • 問題の見える化と全体最適を目的としたプロセスマッピング、改善設計、組織内の推進体制づくり
  • 実際の課題解決のPDCAのファシリテーションや内部調整
  • 他組織の実例や、コンサルの視点からのアドバイス。

STEP

方針管理と運営のしくみづくり

組織のマネジメントの仕組みとして方針管理と日常管理の導入

  • 現体制に潜む「考え方」や「文化」の把握と課題設定
  • 方針管理プロセスや、ビジョンセッションのファシリテーション
  • 日常管理の仕掛けづくりと目で見るKPI管理の指導、助言等。

STEP

教育・研修

実際にコンサルタントが使うスキルを学び、組織内部で変化を起こせるチェンジリーダーの育成

  • 組織運営に必要なリーンの知識に加え、場面ごとの決断をサポートするコーチング支援
  • 実際に現場で起きている課題を使ったプロジェクトを行う事で現場実践で使えるスキル
  • すべての職場が抱える「多様性」や「協働」の課題に対応するためのソフトスキル

コンサルティング事例・お客様の声

物事が進まない阻害要因が解消された

みんな文句は言うがなかなかプロジェクトとして先にすすまない。その理由は、はっきりとした「方向性」と「役割分担」がなかったためと気づかされました。
総論賛成、各論反対の組織の話し合いに、外からのファシリテーターが入った途端話が先に進むようになりました。

本質的な現場改善を引き出す手法

現場主体の改善活動では、自分たちの知った範囲でしか解決策が浮かばなかった。
他院の事例や、違った視点からの意見を取り入れる場を作ることによってより本質的な現場改善ができた。
しかも、教えるのではなくそれらを引き出すようなファシリテーションの関わりのおかげで、現場が主体性を失わなかった。

現場が喜ぶ「改善活動」

今まで大きな問題を大きな改善策で取り組んできて成功してこなかったが、まず簡単な課題から成功の機運を作る方法は素晴らしかった。また、コンサルタントが解決するのではなく、職員が解決できるツールやスキルを提供してくれたため、院内で実践できるようになった。

プラン

医師の働き方改革支援

リーンコンサルティングを活用し、医師を巻き込んだ改革支援を行います。

  1. 現状分析・事前準備
  2. 計画策定・労務構築
  3. 現場改善・計画実行支援
  4. 計画実行モニタリング・委員会の開催支援

現場業務改善・効率化支援

コンサルタントが職員の方々にトレーナーとして改善活動にかかわります。

  1. 現状分析・事前準備・計画
  2. 現場改善・計画実行支援(3ワークショップ)
  3. 日常管理の仕組み導入支援 

リーンリーダーシップ開発

現場改善:プロセス改善 実践スキルオペレーション 現場管理職向け)

実際の現場問題から、改善ツールを活用した課題解決、解決策の継続、管理等、管理職として必要となるスキルトレーニングです。

  1. 現状分析・事前準備
  2. オペレーション研修コース 座学(問題発見、A3、VSM、PDCA、5S、標準作業、流れ効率化、リソース効率化)
  3. マネジメント研修コース 座学(タイムマネジメント・指標・日常管理・コミュニケーション・管理者の役割)
  4. 改善プロジェクト

看護部門業務改善支援

病棟(日勤、夜勤)・外来体制の改善活動

病棟(日勤、夜勤)・外来体制に潜む無駄を発見し、残業の削減、生産性の向上を図ります。
プロジェクト内で、コンサルティングツールの活用方法をメンバーにも伝え、内部で改善活動ができるよう活動します。

  1. 現状分析・事前準備
  2. ラウンド実施(ラウンドトレーニングの実施)
  3. 改善計画の策定
  4. 改善体制、日常管理手法の検討
  5. 短期間実践 6.成果測定

「リーンコンサルティング」のご提案・お見積り

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